初めてのラズパイ5(Raspberry Pi 5):セットアップからSSH接続まで

ラスパイ5を買ってみました。組み込みエンジニアにもかかわらず、ラズパイを触ったことがないのはどうなのかなと思ったので、久しぶりに電子工作してみました。

購入品

以下のラズパイ5のキットを購入しました。

初心者なのでいろいろ入っているものにしました。

キットの組み立て

ラスパイ5のキットが届いたので組み立てました。以下のサイトを参考にしました。

Qiita

1.はじめに 1.1. 使用したもの Raspberry Pi 5 4GB OS:Bookworm(64-bit) De…

まず、ラズパイ5を箱から取り出します。

ネジやゴム足を用意して、

ネジで基板をケースに取り付けます。

それから、ゴム足を取り付ける。

サーマルパッドを取り付けて、

ヒートシンクと冷却ファンをつける。

FANケーブルをコネクタに接続する。

ABSケースに基板を収めて完成

OSイメージの作成

何をすればいいのかわからなかったので、以下の本を買いました。

Raspberry Pi Imagerのインストール

とりあえず、microSDカードにOSイメージを書くためのツール「Raspberry Pi Imager」をインストールしました。

・RaspberryPi Imager のダウンロードページ
https://www.raspberrypi.com/software/

「Download for Windows」からRaspberry Pi Imagerをダウンロード。

インストール1

ダウンロードしたインストールファイルを実行して、言語を選択(画像はドイツ語ですが、英語にします)。

インストール8

「Next」をクリック。

インストール7

「I accept the agreement」を選択して、「Next」をクリック。

インストール6

インストール場所を選択して、「Next」をクリック。

インストール5

ショートカットをデスクトップに置くか選択して、「Next」をクリック。

インストール4

インストール開始。

インストール3

インストール終わり。

インストール2

OSイメージの設定

SDカードリーダーをPCに接続後、Raspberry Pi Imager を起動して、RaspberryPiデバイスOSストレージを選択します。

筆者は以下のように選択しています。

  • RaspberryPiデバイス:RASPBERRY PI 5
  • OS:RASPBERRY PI OS LITE(64-BIT)
  • ストレージ:MASS STORAGE DEVICE USB Device

少し背伸びして、OS はデスクトップ環境を使えない RASPBERRY PI OS LITE(64-BIT) にしています。OS LITE だったら、Raspberry Pi 5 の意味がないかな?

「次へ」をクリックしたら、OSのカスタム設定を問われるので、「設定を編集する」をクリック。

図:OSイメージ作成2

「一般」タブでホスト名、ユーザー名やパスワード、Wi-FI、ロケールの設定をする。

図:OSイメージ作成3

「サービス」タブでSSHを有効化する。OS LITEはデスクトップ環境がないので、SSHを有効化しないと最初の接続で詰みます。

図:OSイメージ作成4

「オプション」タブでは特に設定していないです。

図:OSイメージ作成5

カスタム設定できたら、イメージの作成を開始します。約20分くらいで完了します。

図:イメージ作成中

OSイメージの作成が完了したらSDカードを取り出します。

図:イメージ完成

SSH接続

microSDカードを挿し込んで、電源アダプターをつなぐと起動します(スイッチはないんだ...)。

microSDカードについてはスロットがプッシュプッシュ式ではないので、SDカードをかなり取り出しにくいです。

1分くらい経つとラズパイ5がルーターにWi-Fi接続するので、コマンドプロンプトでSSH接続します。

ssh <ユーザー名>@raspberrypi.local

パスワードが要求されるので、入力するとラズパイ5にSSH接続できます。

図:SSH結果

”echo Hello World” で Hello World が出力されます。

おわりに

ラズパイ5のセットアップからSSH接続までやりました。

USBキーボードが手元にないため、ヘッドレス環境でセットアップしました。実はSSH接続できなくて、OSイメージを作り直したりしてます。

今後やりたいことは特に決まっていないですが、音に関係することをやってみたいですね。